まとめ

・賃貸一択の罠。意外なデメリットがセカンドライフに待っていた。

・リタイア後の賃貸暮らしは「審査落ち」問題がつきまとう。

・資産があってもダメなものはダメ?じゃあどうすんのさ!⬅安心し給えそここそシェアリングエコノミーの出番では!?

賃貸一択の罠。意外なデメリットがセカンドライフに待っていた。

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これまで「賃貸物件一択だろ」と我が物顔で言っていた人たちも多かったと思う。

住宅アドバイザー、という肩書を持つような人や経済学者なども昔のように値上がりもせず売れる時期も検討がつかない不動産はもはや資産ではなく負債である、というような事を良く色々なメディアで述べている。

かく言う私もその一人であった。昔付き合っていた彼女に、「そこは賃貸一択なんだよねハハッ」

などと浅草の水上バスの中ででしたり顔をしたのを今でも覚えている。(そして残念なことに、聞いた事をただ右から左に流しただけでろくにその理由を説明も出来なかったのまで覚えている)

また、おかしな事に次の彼女が出来た時は今度は持ち家信仰は戦後意図的に作られたものだ、としたり顔をしていたのだから困ったものだ。(今度はうまく説明が出来た。阪急の小林一三がね、住宅ローンを作ってね、皆も新築を建てられるようになってね、と。しかし僕の力説の熱量に比べ、彼女の「へえ〜」という興味関心の温度差はものすごいものがあった。【興味のある方はコチラ ⇒ 阪急電鉄 様々な生活文化を創り出したアイデアマン「小林一三」http://www.hankyu.co.jp/cont/ichizo/column1.html】)

しかしそんな僕を含む賃貸派の皆さんに朗報である。賃貸物件にもデメリットは存在するようだ。それはリタイア後の賃貸住宅入居時の「審査落ち」という問題らしい。

リタイア後の賃貸暮らしは「審査落ち」問題がつきまとう。

高齢者が賃貸住宅を借りる場合の最初の関門は、入居時の家賃保証の問題だ。

20世紀の間、賃貸住宅に入居する際は、親や知人などに連帯保証人を頼むのが一般的だった。そうすることで家主は、借り手が家賃を滞納した場合には、保証人に対して取り立てを行うことができた。そのため保証人はちゃんとした職を持ち、社会的信用のある人に限定されていた。しかし21世紀に入ると連帯保証人に代わり、専業の家賃保証会社が入居者から保険料を取り、滞納が出た場合に家主に対して家賃を立て替え払いする仕組みが確立された。今では新たな賃貸契約の7割以上が家賃保証会社を利用しており、残りが連帯保証人になる。

高齢者の場合も賃貸住宅に入居する際は家賃保証会社を頼むことになる。

しかし家賃保証会社は高齢者を嫌がる。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58603?page=2

しかも本記事によれば「単身高齢者は一人親世帯より、生活保護受給者並みに嫌われている」と言う。

これはいかにも地獄のような話だ。記事にも書かれているのだが、「家を買うのは結婚してから」という通念が変わらないまま、これから4人に1人が生涯未婚という大シングル時代を迎える事になる。そして生涯賃貸のハチマキをした自分が当事者の単身高齢者となった時、もし自分がこのような目にあったら、自分の不甲斐なさを恐ろしいほどに痛感せねばならないだろう。

自分の事として考えた時、もしかしたらその時は肉体的な衰えも顕著になり、勝ち気な性格だとわざわざ自分を鼓舞しながらやっとやっと明るく日常を過ごせるレベルまで精神力が今より弱っているかもしれない。

しかしそういう理由も結局ゼニなんでっしゃろ?ほんならね、老後までに資産蓄えときまんがな。と思ったそこのあなた、どうやらそれさえまかり通らないというのだから絶望へのレクレイムである。

資産があってもダメなものはダメ?じゃあどうすんのさ!⬅えっ、そここそまさにシェアリングエコノミーの本領発揮では!?

銀行預金の残高証明書など、それなりの資産があることを証拠として見せたとしても難しく、相続税を支払うほど資産がある人でさえ保証を断られてしまう。

このようなことになる背景には、高齢者の85%が持ち家に住む日本社会において、借家住まいを続ける単身高齢者が少数派ということがあるのかもしれない。

理由はともかく家賃保証会社で審査落ちとなれば、家主のほうも賃貸契約を拒否することになる。

そうなると連帯保証人を立てるしかないが、これは現役世代に限られる。大企業に勤めている息子でもいればいいが、独身で子供がいなければそれもできない。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58603

というように、この生涯未婚時代、子供がいない場合は今後劇的な社会の意識改革が進まない限り上記のように資産の証明が出来ても保証会社に断られてしまう可能性がつきまとうのである。

これは流石に無理ゲーか?と思うが、そこである一つの可能性に行き着くのだ。そこでホームエクスチェンジだ、と。

引っ越しがしたかったら、賃貸のままでも出来るじゃないか、持ち家の人や同じ賃貸の人と交換しあえばいいんだから、と。

グッバイ保証会社。グッバイ持ち家信仰。

こうして僕は晴れ晴れと一生賃貸派から動く事無く安心して今日も眠りにつけそうである。