目次

・毎月の出費を大別してみよう

・毎月いくらかかる?

・だけど食費って実際もっと掛かる?

毎月の出費を大別してみよう

一人暮らしは意外なところで金を食う。

まだ社会経験のないor浅い若者に毎月の収支バランスをうまくやりくりなどそう出来るものではないのであり、突発的に友人に誘われてホイホイ遊びに行ってしまえば「来月までどうやって暮らそう・・・」状態にいとも簡単に陥ってしまうものだ。

そして家賃だけに気を取られることなかれ。神は細部に宿るのであり、その他の諸々の出費にこそいくら毎月の収入が消えていくのか考えねばならない。その為、まず大まかに一人暮らしに掛かる出費を大別してみよう。

  1. 家賃
  2. 食費
  3. 水道光熱費(電気ガス水道)
  4. 交通費
  5. 携帯通信費
  6. 遊び費用(交際費)
  7. 趣味の費用(本、女性の場合ネイル等)
  8. その他雑費(日用品など)

以上8項目が大別された毎月の出費である。
では信頼性の高い統計局の調査と他サイトの値段算出も参考にしながら、ざっくりそれらの出費をいくら掛かるか一緒に見ていこう。

(また、平均とは時に恐ろしいほど自分に当てはまるものだが、時に全く当てはまらないときも多いものだ。このような調査の場合、僕は平均がそれほど我々諸個人に当てはまるとは到底思える分野でではないと考える。そこで個人的によりリアルな数字を出したいと思い独断と偏見を交える形で見ていきたいのを先に断っておく。)

では毎月いくら掛かる?

毎月の出費

  1. 家賃…5万~8万(東京の場合)
  2. 食費…大体5万円程度(一日1800円✕30日として。1食約600円×3と考えて笑)
  3. 水道光熱費…1万円程度(夏か冬かで違うけど、水道2000円、電気4000円、ガス4000円として)
  4. 交通費 1万〜2万円(一ヶ月の定期代は人によるが、大体これくらい?)
  5. 携帯通信費…3千円程度(今は格安SIMで3000円程度に抑えられるとして)
  6. 遊び費用(交際費)…1万5千円程度(友達のいる人間は実際はこれどころではなく、彼女がいる男の子はもっとこれどころではないが、とりあえず)
  7. 趣味の費用 1万円〜(これも際限がないものだが、とりあえずAmazonで最新のイヤホン5000円、香水5000円を買ったとして)
  8. その他日用品等の雑費…1万円程 (家事用品・被服など、毎月はかからないだろうがとりあえず今月は洋服1着5000円と洗剤やファブリーズ、コンタクトレンズの保存液5000円分買ったとして)
以上、合計 15万8千円〜19万2千円。

参考(かなり独断が入っているので、そこまで参考にしているとも言えないかもしれない笑)

エイブルhttps://offer.able.co.jp/oshieteagent/money/student-living-alone-without-allowance/#1320
https://offer.able.co.jp/oshieteagent/money/living-alone-cost-of-living-2/2/

統計局
http://www.stat.go.jp/data/kakei/2017np/gaikyo/pdf/gk03.pdf

なお、統計局の家計調査報告によると35歳以下の若年層の平均は(豆知識:統計では34歳までを若年層と呼ぶ)約15万6千円となっている。

これは学生だけではなく社会人も含まれた額だが、全国平均なので見てみるとこの統計では住居費(家賃)の部分が約3万円とかなり安い。東京に住んでいる学生ならばこれが2倍近い可能性が高いので、その部分を考慮してみれば首都圏在住の学生も大体以上のような平均額になると言ってもいいだろう。

とりあえず、僕のざっくりした計算では一人暮らしには15万8千円が毎月大体必要。全国平均は15万6千円が大体必要だという事になった。

だけど食費って実際もっと掛かる?

上記の計算で加えて考えて置きたい事は、東京に住む場合、一食600円というのは自炊で抑えた額であり、外食を混ぜて生活するのであれば1日1800円で抑えるのはとても難しいという事だ。

女性であればダイエットを兼ねて1食を抜いたり非常に軽食で済ませたり、というのはよく聞く話なのでこのような額も可能かもわからないが、男性の場合では中々そうもいかず3食食べないと気持ちが悪くなる、という人も多いだろう。
その場合東京では外食をすれば1食1000円がドーンとのしかかってくる。
仮に3食外食で(1000円×3)×30日だとすれば毎月9万円もの出費をしなければいけない事を覚えておかねばならない。

なにより現代社会で、コンビニの魔の手から逃れられるだろうか?あのバライティに富んだ美味しいおにぎりの数々やレジの横に置かれたチキンや肉まんを君は素通り出来るだろうか?

そのような点において食費は注意を配らねば危ない出費項目だと言えるだろう。

以上、一人暮らしというのはこれだけ毎月掛かるのか、という事が理解できた。

初期費用に加え、毎月これだけかかってくるのだから、やはり一人暮らしというのは非常に大変なことなのだ、と改めて思わされるばかりである。